先日従兄の招待で、久々に父の兄嫁に当たる
伯母と一緒にフレンチを食べに行きました。
その時の伯母はとても綺麗で、お嫁さんに
甲斐甲斐しく介護をしてもらって、ニコニコ
しながら食事をしていました。食欲もあり
血色もよくとても元気な伯母の姿は、その場
に招かれた誰の目にも喜ばしい光景でした。
それなのに・・・
それから一週間後、伯母は末期がんで余命数ヶ月の宣告を受けました。
音楽の道を選んで家を出た長男の作曲した『いくたびの櫻』は
今有線ランキングで連続11週ベスト10入りをしています。
桜の季節でもあるので、BGMでもよく耳にします。
家業を継いだ次男夫婦が、癌の告知をされる前に伯母をカラオケに
連れて行き、その次男が伯母に何度もこの『いくたびの櫻』を
歌って聞かせたそうです。(ノ_・。)
それを伯母は嬉しそうに聞いていたそうです。
この話を聞いて、私は胸が詰まりました。
今までのことが、走馬灯のように甦りました。
『いくたびの櫻』
それは誰よりも・・・
作曲した従兄の家族にとって・・・
心に残る一曲になることでしょう。。。
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